WBC優勝覚めやらぬ本日、マンガ大賞2009の授賞式行ってきました。動画もたっぷりとったんだけどアップに時間がかかるのでとりあえずは速報ということで。
【追記】
動画は以下にアップしました。プレイリスト形式なので連続で再生できます。HD対応なので、画面右下の「HD」ボタンをクリックしてオレンジ色にすると高画質で表示できます。マンガ大賞2009
http://eyevio.jp/channel/p_bookmark_278434ちなみにイベント中の音楽やバイオリン演奏はすべて著作権を運営側で管理しているので動画配信もOKとのこと。こういう配慮はすばらしいですね! というわけで動画も写真も許可いただいておりますので安心して公開です!
マンガ大賞とは、出版社やマンガ関係者ではない、純粋なマンガ好きが集まって決めるマンガ賞。本屋大賞のマンガ版とでもいいますか、書店員や各界のマンガ好きが集まって、「このマンガが面白い!」とオススメするイベントであります。
マンガ大賞2009
http://www.mangataisho.com/
対象となるのは2008年に単行本が出版されたうち、最大巻数が8巻までのマンガ。それ以上出版している作品はもう十分面白さが伝わっているだろうという判断とのことで、「いまが旬!」のマンガを決めるのがコンセプトとなっております。
1次選考は89名の選考員が最大5作品を推薦し、第2次選考は第1次で投票数が多かった10作品をノミネート作品として、87名の選考員が上位3作品を選考して大賞を決定するという流れ。全10作品のうち、末次由紀の「ちはやふる」が102ポイントを獲得してマンガ大賞2009を受賞しました。おめでとう!
ノミネート作品
- 「ちはやふる」末次由紀:102pt
- 「宇宙兄弟」小山宙哉:94pt
- 「3月のライオン」羽海野チカ:65pt
- 「深夜食堂」阿部夜郎:47pt
- 「青春少年マガジン 1978?1983」小林まこと:46pt
- 「聖☆おにいさん」中村光:45pt
- 「とめはねっ!鈴里高校書道部」河合克敏:43pt
- 「ママはテンパリスト」東村アキコ:36pt
- 「トリコ」島袋光年:25pt
- 「よんでますよ、アザゼルさん。」久保保久:15pt
大賞の末次先生は当日欠席とのことで、代わりにメッセージ原稿が
前年大賞作品「岳」作者の石塚先生から「ちはやふる」担当編集さんへ。担当さんはかるたで全国準優勝の腕前らしい
上位2作品がダントツで、4位以降は僅差で並んでいる感じ。個人的には前年もノミネートされていたとめはねっ! 押しでしたが、あれはちょっと有名すぎるのかもなあ。そういう意味では「バクマン」も巻数こそ少ないけど定番すぎてノミネートはされないのかなあと思った。
全体的に面白いのは一芸系とでもいうか、何か1つのジャンルに特化した系の受けがいいっぽい。1位の「ちはやふる」はかるただし、他にも書道だったりマンガ家の過去だったり子育てだったり。バクマンの2巻で担当編集が狙っていた「1位じゃない」作品みたいのがマンガ好きには受けやすいのかも。
前回は対象作品「岳」がその年の小学館漫画賞を受賞したりしているので、ちはやふるも今後マンガ大賞きっかけでブレイクしたりするのかも。マンガ好きの端くれとしても、ノミネート作品で読んだことない作品は目を通しておきたいと思いました。
動画レポはまたあらためてー。